2006.09.15

パイズリ専門店

未来永劫まで。
そのパイズリ専門店は、注文が多かった。

入店すると、イケすかないイケメン君が
「何名様ですか?」
と尋ねた。
俺は、このイケてないイケメン君を殴りたくなった。それを察知したのか、横のインコが言った。
「ひとりに決まってンじゃねーか!コケー!」
そうだ。ひとりに決まっている。おっぱいはふたつあるから、二人できても取り合いにならないとでも考えたのだろうか。
「こちらへどうぞ。」
そういってパネルまで案内させられる。
パネルとは、そのパイズリ専門店で選べる女が一覧で出てくるのだ。
それをパネルと言う。
「アルバムをご覧になられますか?」
アルバムとは、そのパイズリ専門店で選べる女の一覧が出てくるのだ。
それをアルバムと言う。
アルバムを見たいと思った。
どんな女がいるのか。いるとしたら、どの女にパイズリをさせるのか。どんなおっぱいなのか。どれほど気持ち良いのか。
そこまで解決してしまいそうな気がした。
それほどにアルバムは説得力を持って良そうな気がした。
「見るんだコケー!ぐー。」
インコは、眠りながらそうつぶやき、眠った。
過去、一度だけ子猫の眠る瞬間をアスファルトの上で見たことがある。
その光景がふと思い浮かんだ。あの猫は元気だろうか。今日の餌はおいしかっただろうか。
「アルバムを見せてください。」
そう俺はイケメンに囁き、財布から1000円を出した。
1000円あれば、贅沢な餌が買えるだろう。
「どうぞ。」
100円ショップで売っているだろう本棚から、一冊取り出して渡された。
そうか。
そこにある本を取り出して、渡すのに1000円というコストがかかるのか。私は納得できなかったが店の方針には従うつもりだ。
社会人とはそういうものだと、上司に教わったからだ。
あの上司はもういない。
アルバムという本を開くと、そこには写真が張ってあった。
5名の女子の写真が張られていたが、
「こちらとこちらとこちらの女性は、本日出勤しておりませんので。」
そうか。
ではこちらとこちらしか選択肢がないわけだ。
ではこちらにしよう。
私は納得できなかったが店の方針には従うつもりだ。
「では、少々お待ちください。」
胡椒少々とは、どれぐらいの量だろうか。
小さじという最低単位がある以上、小さじいっぱいよりは少ないはずだ。
少々。
私は1時間28分待たされた。
部屋に誘導され、入ってみると、狭かった。
三畳ぐらいの広さしかない。
だが、キレイだ。女性もキレイだったと思う。
女性は、
「タバコを吸ってもよろしいですか?」
という言葉を若干、若干今風のラフな言い方で私に問うた。
「いいですよ。」
と口に出して答えなかったが、心が通ったのか、彼女はタバコを吸い始めた。
いろいろと話をした。
どんな話だったか微塵も覚えていないが、おもしろかったと思う。
彼女が私のズボンのジッパーをおろした。
私はこの店に決めてイケすかないイケメンに会ってから2時間程度経過していたが、まだ情熱は冷めておらず、彼女にパイズリをしてもらえると思うと、もうひとりの私は勃起した。
彼女は私のペニスに軽くキス(らしきこと)をして、パイズリをはじめた。
彼女の胸は多きかった。
多少、垂れていたものの、乳輪はデカかったものの、乳首が黒かったものの、でかかった。
「大きいのね〜。」
と言いながら、パイとパイの間に私のペニスを挟み、ぎゅっぎゅと圧迫してくれた。
想像通りの気持ちよさだった。
彼女ものってきたのか、圧迫を強め、ついに上下運動をしてくれた。
かなり気持ちいい。
右手や膣内、口内とも違う感触。
おっぱいの感触は、おっぱいとしか形容できないとこの店の看板に書いてあったが、その通りだと思った。
あの看板のキャッチコピーを作ったのは誰だろうか。
もし会えるなら、握手をしたい。
そう考えているうちに、射精感が高まってきた。
「どこに出したい〜?」
わかるのだろうか。
おっぱい越しにわかるのだろうか。
私は恥ずかしげも無く告げた。
「口に…。」
私は口内射精フェチだ。
パイズリは好きだ。おっぱいは好きだ。
だが、あのおっぱい感触のおっぱいに精液感触の精液が塗りたくられては意味が無い。
「OK〜。」
そう彼女は言うと、パイズリをやめてフェラチオに移ってくれた。
暖かい。
そして舌触り。最高だぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
どぴゅと出した。
かなり気持ちが良かった。
彼女は口にそれを含んでくれた。
飲みはしなかったが、すごく嬉しかった。
「お時間だコケー!」
プロだと思った。
時間通りに私を射精に導いてくれた。そう思うと、今までの存外な扱いもうなづけた。
私は納得して店の方針に従おうと思った。
従うことには変わりは無いので、店としてはたいした問題ではないだろう。
「追加料金発生ということで、8000円になります。」
なんの追加料金かは問わなかった。
私は納得して店の方針に従っている。薄々は理解している。
ありがとう。
店を出て車に乗り込み、エンジンをかける。
あのキャッチコピーが目に入る。


おっぱいでヌいてみませんか?
〜えもいわれぬおっぱい体験〜


「8000円か。
8000円で出会い系して、女の子と知り合いになったら、次回からは格安でしてもらえるよな。」

そう紅丸に言われたが、無視した。



この記事へのトラックバックURL
http://02pai.blog57.fc2.com/tb.php/25-8fdb3af5
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
管理者にだけ表示を許可する